アニメ・マンガ 集まる!<エクセル・サーガ>
『
エクセル・サーガ』(EXCEL SAGA)は、六道神士によるギャグ漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。「ヤングキングアワーズ」(少年画報社)において、1996年から連載されている。単行本は、2007年7月時点では18巻(2007年7月30日発売)が最新刊となっている。1999年にはテレビ東京でテレビアニメ化された。
概要
腐った世界を是正すべく世界征服を目論む理想推進機関『アクロス』に所属するズッコケ少女エクセルを主人公として、愚民と地球に配慮した無理なき征服の第一歩「市街征服」を目指してF県F市で任務に勤しむ彼女の日々を軸に、アクロスの対抗勢力である市街安全保障局との微妙に激闘にならない対決の模様を描く、楽屋オチなど何でも有りのパロディーがちりばめられたギャグ漫画である。治安機関と秘密結社の対立と言う使い古された構図でありつつも、両勢力の活動は一国の一地方都市に限定されており、スケール狭小且つローカル色濃厚。こうした大枠自体が、既存の勧善懲悪物のパロディだと受け取れる。なお多くの登場人物は福岡市|福岡市内に実在する地名や商業ビルが名前の元ネタとなっている。
主な登場人物
漫画版のみ、アニメ版のみの登場人物も含む。
[ アクロス関係者 ]
・ エクセル(声優|声:三石琴乃)
:秘密結社アクロスの構成員で、本編の主人公。イルパラッツォに絶対の忠誠を誓い、日々征服活動に意欲を燃やす。
:真面目ではあるが、単純で猪突猛進型の性格でもあるため、空回りして色々とトラブルを起こすことが多い。
:日々の生活費+活動経費を稼ぐためバイト三昧の日々(経歴は3桁にまで及ぶ)を送っているため、驚異的な身体能力と、どんな仕事もこなす手際の良さを持ち、また、質実剛健を重んじ、無駄な浪費を許さない倹約家根性が染み付いている。
:先端恐怖症であり(何らかの過去のトラウマに起因していると思われる)、尖った物を見ると冷や汗をかいて忌避する。
:「エクセル小林」「ドスコイ花子」などの偽名を持つが、普段は「エッちゃん」で通している。
:失敗するたびにイルパラッツォに落とし穴(よく色んなものが入っている)に落とされ、本作の名物の一つとなっている。
:元々は『市立戦隊ダイテンジン』の一キャラで、そこでは色々な意味でヒドい目に遭っていた。; ハイアット(声:南央美)
:アクロスの構成員でエクセルの後輩。設定上は作中一番の美人。
:初登場時は腹黒い言動が目立ったが、現在は「ぽやっとした感じ」の清楚で儚げな女性で、エクセルを尊敬している。コードカラーは赤と黒。
:極度の虚弱体質で、ちょっと体を動かしただけで、頻繁に完全な死亡状態になる。しばらくすると蘇生するが、バケツに溜まるほどの大量吐血・心停止・チアノーゼ・半乾燥状態の脱水症状など、見ている方にとっては心臓に悪い有様で、周囲はパニックを起こす。常備薬が山ほどあり、他人が服用すると幻覚を見たり、場合によっては死の危険もある。何故か酒を飲むと、酔わずに体調が良くなる。
:なお、彼女の虚弱体質・再生能力には不自然な点も多い。
:今のところ作中で実際に戦闘する描写はないが、射撃が得意らしく、本編中では「ゴルゴ13なみ」と言われた。
:同じアパートの住人の渡辺通に惚れられているが、ハイアット自身は隣人以上の感情は抱いておらず、なかなか彼の名前を覚えない。
:エクセルからは「ハッちゃん」と呼ばれることが多い。日常生活を営む際の偽名は「綾杉千早(あやすぎ ちはや)」。; エルガーラ
:途中から加わったアクロスの戦闘員。紫色で縦ロールの髪型が特徴。別任務を受けて単独で行動することもある。コードカラーは黄色。
:飄々として愛嬌のある性格だが、価値観はけっこうドライ。心で思ってることを気づかないうちに声に出して喋ってしまう癖を持つ。
:服、装飾品、ぬいぐるみを好み、体型を気にしたりするなど、一般的な女性らしい趣味をしているが、その分浪費家であり、エクセルに目をつけられている。
:エクセル同様イルパラッツォに心酔しており、若干エクセルに対して対抗意識を持っている。エクセルにも引けをとらない器用さを持ち、マグロ漁船でも重宝されるほど。
:特技は剣技で、殊に居合いを好む。本人曰く、濡れ藁五本くらいなら一刀両断らしい。作中では「封印してた奥義」を使用して熊を斬殺していた。
:エクセルからは「エル」と呼ばれることが多いが、The・かぼちゃワインみたいなので嫌がっている。日常生活を営む際の偽名は宗像香住(むなかた かすみ)。
::作者の六道神士によると、エルガーラの登場により、それまでのエクセル&ハイアットの掛け合いが崩れてしまい、構成を組みなおすのに苦労したらしい。結局は「3人の中におけるエルガーラの発言力を激減させる(奴隷以下)」という力技で事なきを得たという(「エルガーラ奴隷化計画」)。
::エルガーラがレギュラー化したのは単行本8巻 MISSION2 からだが、確かに8巻中は立ち位置が今ひとつ定まらず、9巻全編を通して徐々にエクセルにコキつかわれるようになっていき、10巻ラストの「大金紛失事件」で3人組の中での彼女の発言力は地に堕ちたという流れがあることが分かる。; イルパラッツォ(声:子安武人)
:秘密結社アクロスの総帥。「この世界は腐っている」と宣言し、市街征服を目論む。
:聡明さと冷酷さを併せ持つ支配者だが、計画の目的や内容が不明瞭で、また稀に言動に食い違いがあったり、超ハイテク技術を持っているなど、とにかく謎が多い。
:どうやら2つの人格を宿している模様で、肝心の征服計画について、一方は行動的な性質を持ち、もう一方は受動的である。エクセル達はそのことに気付いていない。
:ちなみにマントを身に付けた格好の時は基本的に受動的な方である。エルガーラは厳しい方のイルパラッツォが従わせているらしく、
:受動的なイルパラッツォは彼女の存在を知らないふしがある。相互の人格間において記憶が共有されていない。
:部下が失敗すると、粛清と称して落とし穴に落とす。; メンチ(声:こおろぎさとみ)
:エクセルらに非常食として飼われている犬。いつ食われるのかと戦々恐々の日々を送っている。メス。
:密輸される程に珍しい品種で、賢い知能がありながら、脱走を試みては失敗したり連れ戻されたりの不遇な毎日で、すっかり性格はささくれている。
:栄養失調やアクシデントにより自暴自棄になった際には、食ってくれといわんばかりの行動に出る。
:事故で記憶障害を起こして知能が後退した時には、「可愛いペット」として無邪気に振舞っていたが、難民収容所で職員に可愛がられていた時期を除けば、この記憶障害の頃が、彼女が一番幸せであった時期かも知れない。
[ 市街安全保障局(市立戦隊ダイテンジン)関係者 ]
・ 渡辺通(わたなべ とおる、声:置鮎龍太郎)
: 市街安全保障局に勤める若者その1。基本的に真面目で小心者だが、激しい妄想にとらわれる機会も多い。
:岩田とはケンカ友達。綾杉(ハイアットの偽名)に惚れているが、押しが足りず相手にされていない。
:作中では数少ない常識人にして小市民ぶりだが、大抵は周囲に良いように弄りまわされ、しばしば暴走している。; 岩田紀國(いわた のりくに、声:森久保祥太郎)
:市街安全保障局に勤める若者その2。癌で死亡した後は「三越」としてサイボーグとなり復活。基本的にバカで能天気な性格。
:雰囲気を無視して直情的に露骨な行動を取るなど、他人の配慮を台無しにする人で、ほぼ日常的に暴走状態である。
:六本松2式を「ロボ子」と呼んで毛嫌いするが、コア部分が同じ六本松1式は丁重に扱う「偏ったフェミニスト」。
:美咲とは大学時代同じゼミに所属し、惚れて猛アタックをかけ続けるものの冷徹にあしらわれている。
:実家は医学系大組織だが、どうやら幼少の頃に奇行が過ぎたためか疎外されている。
・ 住吉大丸(すみよし だいまる、声:なし)
:市街安全保障局に勤める若者その3。パソコンと美少女ゲームに造詣が深い。
:吹き出しのない字幕調の独特な喋り方をし、アニメ版でもそれは引き継がれた。四王子と同志として仲が良い。また美咲とは対戦格闘ゲーム友達である。
:常識的なものの考え方で非常識な周囲を突き放して居るが、余り我を主張しないため、なし崩し的に巻き込まれている。
:放って置いても自分の道を進んでいるマイペースタイプ。; 松屋美咲(まつや みさき、声:今井由香)
:市街安全保障局に勤める紅一点。クールな性格で、そのため周囲から距離を置かれることも多い。格闘ゲームに造詣が深い。
:岩田とは大学時代同じゼミに所属し、素直になれず複雑な感情を抱いている。
:両親と弟がいる。両親が不仲であるため、恋愛不信の気がある。直情的な本来の性質を抑えて冷徹に振舞うのはそのためである。心の壁が硬い人なのである。
:卓越した行動力を持っており、目を離した隙に与えられた仕事をソツなくこなし、ついでに自分の用事も済ませている。
:その他驚異的な洞察力をもっていたり、何故か戦闘慣れしていたり(ヨーロッパを放浪した時期がある)する。
:ただ、真顔でとんでも無い事を口走るなど、微妙に台無しっぽい行動をごく稀にやる。
::岩田・渡辺・住吉・松屋の4人とエクセル&ハイアット&エルガーラは同じアパートに住んでいるが、
::元々蒲腐博士が監視するため一箇所に集まっていた4人にエクセルが紛れ込んだためである。
::アパートが火事で全焼した後も、全員同じマンションに移って暮らしている。; 蒲腐博士(かばぷ、声:大友龍三郎)
:独特の髪型とヒゲをもつ、自称超古代文明の生き残り。政財界に大きな影響力をもっており、オーバーテクノロジーにも通じている。
:局員に博士と呼ばせたり、自己紹介や秘書の様式美にこだわるなど、独特の感性で動いている。
:夜は眠らず数十年程度では容姿が変わらないなど謎の一面をもっており、イルパラッツォとは古い友であるが、今は敵対している。
:: 市街安全保障局は隠れ蓑で、実態は蒲腐博士がアクロスの市街征服に対抗するため、悪徳商法|事情を隠して強引に若者を集めて結成された自称正義の戦隊。
::だがなかなかまともな征服活動など起こらず、普段は書類の清書や検算などやりがいのないとりあえずの仕事をさせられている。
::その後ようやく活動の場を得ても、撤退ばかりしており、加えて蒲腐博士提供の安全装置など微塵も考慮されて居ない危険な武器のお陰で、
::市民からは悪の権化扱いされている。また蒲腐博士やイルパラッツォのエキセントリックな行動は、しばしば同組織を混乱させ、周囲に大迷惑を誘発させている。; 四王寺五条(しおうじ ごじょう、声:井上和彦 (声優)|井上和彦)
:六本松の生みの親である天才科学者。蒲腐博士との個人的な関係で六本松開発などの仕事を請け負っている。
:父の天満宮は五条を凌ぐ天才科学者だったが行方不明で、母は神出鬼没。性格が下劣になってからの母に溺愛されてしまったため、ロリータコンプレックス|ロリコンとなっている。
:従姉妹の連歌屋宇美(れんがや うみ)を助手としているが、出会ったころの幼い容姿は露と消え、巨乳|育ち過ぎてしまったため敬遠している。
:研究所近くの公園で終日女児達が遊んでいる姿を眺めるのが趣味で、気に入った娘はファイリングしている。; 六本松1式・2式(ろっぽんまついちしき?にしき、声:雪乃五月)
:市街安全保障局に配備されたアンドロイド。開発者は四王寺五条。コアは一つだが、搭載される機体によって一式と二式に分かれる。
:1式は、成人女性の姿で、オールインワンタイプの万能型(蒲腐博士の要求)だが、そのため機体重量は数百キロにおよび、情操面も人間味に欠ける。
:2式は、五条の趣味性が如実に反映された幼女タイプ。機能を絞って軽量化されており、性格も表情豊かで明るい(でも腹黒い)。
:目的によって機体を入れ替えて運用がなされる…筈だが、しばしば逆の状態で無理やり運用されるため、しょっちゅう壊れている。
:壊れても大して周囲からは心配されておらず、修理を押し付けられる五条の悩みの種となっている。
[ その他 ]
・ 岩田積文&看護婦さん(いわたせきふみ、かんごふさん、声:鈴木琢磨、水谷優子)
:岩田積文は、医療の大手岩田グループの三世で、岩田のいとこ。親の七光りでやりたい放題している。
:また、岩田にカッターナイフで顔に、人造人間キカイダー|デ○ジ・エンドを決められた過去があるため、復讐の機会を狙っている。
:看護婦さんは、先代の遺言で積文のお目付け役をしており、
:積文が暴挙に走るたびにゴルフクラブでぶん殴って止めている。; オーナー(声:長嶝高士)
:スキンヘッドに強面の元傭兵だが、穏やかな人物。時折傭兵時代を思い出して遠い目をする。本名はイカミ。
:ホテル経営を目指していて、度々エクセル達の雇い主となるが、エクセル達や自身の無茶によって悉く壊滅させられている。; 支配人(しはいにん)
:支配人のもとで働く、たくましくてサバサバした女性。単独でもいたるところで商売に精を出している。
:「銀河鉄道999」のメーテルにそっくり。; 連歌屋宇美(れんがや うみ)
:五条のいとこで、高校に通いながら五条の助手をしている。五条に淡い恋心を抱く、優しく健気な少女。かなりの巨乳。
:オタクな一面もあり、趣味はコスプレと同人活動で、メイド喫茶でアルバイトをしていた過去を持つ。
:よく転んでお茶をこぼしたり物を壊したりする。; 四王寺美和(しおうじ みわ)
:五条の母親。旧姓は連歌屋で、宇美の叔母である。父親は生体工学の権威で、彼女も同じ分野を専攻している。
:当初は清楚な女性だったが、夫が失踪した直後に性格が激変。
:大胆で自由奔放になり、だれかれかまわず抱きついたり、豊満な乳房を押し付けたりして五条に嫌がられている。
:また物語の重要な秘密を知っているようで、いろいろと謎が多い。
[ アニメオリジナルキャラクター ]
・ ナベシン(声:ワタナベシンイチ)
:本名ワタナベシンイチ。アニメ版の監督であるワタナベシンイチをモデルとしており、本人が声を当てている。監督なのにやたら目立ち、何の脈絡も無く各場面に出没。ハードボイルドな活躍を見せ付ける。
・ 六道神士(りくどう こうし、声:高木渉)
:原作者。アニメ版のオープニング前に現れ、毎回へっぽこな「実験」を許可する。本編第1話でいきなり抹殺されそうになったりと受難が多い。
・ 大宇宙の大いなる意思(だいうちゅうのおおいなるいし、声:水谷優子)
:アニメ版のみに登場する、名前の通りの存在。都合の悪い事態が起こると、時間を巻き戻し全てを無かったことにする。他の登場人物とは次元を異にする超越的存在の筈が、第2話の時点でペドロと肉体関係を結んでしまい、あっと言う間に俗物化・擬人化が進行。果ては交際相手の存在が発覚したり、自分は一人の女であると主張したり、ペドロの妻と同化したり、子供を出産したりと、当初の存在意義が薄らいでいく。
・ ペドロ(声:長嶝高士)
:アニメ版に登場する外国人。当初はエクセルのバイト先の工事現場で働く外国人労働者だったが、事故死した後は大宇宙の大いなる意志に寵愛され次元を彷徨う。故郷には妻と息子がいる。単なる脇役のハズが、ナベシン同様シリーズ化して毎回のように登場することになった。漫画でも、遠洋漁業船が嵐に遭うコマで名前が叫ばれており、その不幸ぶりは健在らしい。
・ プチュウ
:地球侵略を企む異星人の一派。二頭身。普段は愛らしい姿だが、身体に衝撃を受けると劇画調の憤怒の形相に変ずる。但し上流階級者の場合は、衝撃を受けずとも、ただ発言をするだけで表情が変化。巨大な奇形生命体の産卵により大量発生する場面が確認されている。
・ エクセルガールズ
:*小林エクセル(声:小林由美子)
:*ハイアット美佳子(声:高橋美佳子)
:エクセルとハイアットの偽者。小林と高橋はこれらのキャラのコスプレをしてイベントを行ったことがあるが、本人達はそれを忘れたいらしく、この件に関して触れることはタブーとされている。
名称の元ネタ
六道作品には、地元福岡のネタが満載である。特にこの『
エクセル・サーガ』は、作品の舞台はもちろん、ほとんど全ての登場人物名が実在の地名や建物名を元ネタにしている(市立戦隊『ダイテンジン』はタイトル自体「天神」地区が元ネタである)。グループによって、どの分野の名称を元ネタとするかには、一定のルールがあるようだ。
[ 「理想推進機関アクロス」関連の固有名詞 ]
アクロス - 福岡市内の文化施設「アクロス福岡」
アクロス配下の企業ILLのビルは、アクロス福岡と外観が酷似している。
イルパラッツォ - ジャスマックグループの「ホテル イル パラッツォ」
エクセル - 東急グループの「エクセルホテル東急|博多エクセルホテル東急」
「エクセル(EXCEL)」は「優れた」の意。
ハイアット - ハイアットグループの「ハイアット・レジテンシャルスイート・福岡」
偽名の「綾杉千早」は、福岡の銘酒「綾杉」と「福岡市 東区 千早」。ちなみにアクロス福岡の向かい側に建つオフィスビルは「綾杉ビル」といい、屋上に「綾杉駐車場」という大きな看板も掲げられている。
エルガーラ - 天神のイベントホール「エルガーラホール」
偽名の「宗像香住」は、「福岡県 宗像市」と「福岡市 東区 香住ヶ丘」
アクロス構成員中エルガーラのみがイベントホールの名称のコードネームなのは伏線らしい。エクセルおよびハイアットが「ぬるいイルパラッツォ」の元に集ったのに対して、エルガーラだけが「厳しいイルパラッツォ」の部下であることを示すと考えられる(ただし、本人たちはイルパラッツォの多重人格に気付いていない)。
[ 「市街環境安全保障局」関連の固有名詞 ]
蒲腐博士 - 百道浜や地行浜が埋め立てられた当初に開かれた太平洋博覧会「第18回ユニバーシアード1995福岡」のマスコットキャラクター「カパプー」より。百道浜に人形が展示されていた。
コミックスにアレンジした形のカバプーがさりげなく登場している。コミック5巻EXTRA MISSION「春の番組」でカバプー大王が脱出するシーンで使っていたものである。
百道秘書 - 福岡市内の地名「早良区 百道」より。
また、百道浜という地名もあり「ハイアット・レジテンシャル・スィート・福岡」や福岡タワーが建っている。
太平洋博覧会の通称は「よかトピア」。コミックス5巻のEXTRAMISSION「春の番組」で、百道は蒲腐博士にそう呼ばれていた。
渡辺通 - 天神の主要幹線道路「渡辺通り」
岩田紀國 - 福岡市内のデパート「岩田屋」、紀國は「紀伊國屋」から。
岩田家の名前は、書店チェーンの名称を元ネタとして統一している。
機械化後の公式固体名である「三越」は、三越グループ百貨店「福岡三越」
住吉大丸 - 福岡市内の地名「博多区 住吉」と大丸百貨店の「博多大丸」
松屋美咲 - 福岡中央郵便局の隣に建つ天神のファッションビル「マツヤレディス」(現在は「ミーナ天神」)と福岡県下の地名「筑紫野市 美咲」
四王寺五条 - 福岡県下の地名「糟屋郡 宇美町 四王寺」と「太宰府市 五条」
六本松 - 福岡市内の地名「中央区 六本松」
連歌屋宇美 - 福岡県下の地名「太宰府市 連歌屋」と「糟屋郡 宇美町」
住吉かなる - 福岡市内の地名「博多区 住吉」と博多区にあるショッピングモール「キャナルシティ博多」
四王寺天満宮 - 福岡県内の神社「太宰府天満宮」
古代都市ソラリア - 福岡市内のホテル「ソラリア西鉄ホテル」
岩田積文 - 積文館書店より。福岡・佐賀に26店舗3外商部を展開する書店チェーン。
岩田金修 - 金修堂書店より。福岡地場の中堅書店チェーン。
岩田日和子 - ひよこ本舗吉野堂より。全国展開するお菓子屋。東京銘菓:ひよことして有名なお菓子の製造元。本社は福岡市南区向野1丁目16−13。
千代 - 福岡市博多区千代より。福岡では古くからある地名である。5巻MISSION1「白いアルバム」の一番最後に名前だけチラッと出てきたキャラクター。美咲の友人であるという以外はすべて不明。
山崎 - 蒲腐博士と次期市長の椅子を争った候補者。連載当時の福岡市長・山崎広太郎(1998年12月7日〜2006年12月)から。
なお、山崎は2006年11月19日投開票実施の選挙で、吉田宏に2万票余りの差で敗れた。
漫画
1996年より、『ヤングキングアワーズ』にて連載中。単行本は2007年4月現在、17巻まで発売されている。以下続刊予定。
アニメ
ワタナベシンイチが監督となり、1999年10月7日から2000年3月30日まで木曜25:15 - 25:45で全25話が、テレビ東京でテレビアニメとして放映された。なおVHS版およびDVD版にはテレビ放映されなかった第26話が収録されている。正式名称は『へっぽこ実験アニメーション エクセル♥サーガ』。正式名称の「へっぽこ実験アニメーション」という副題が示すとおり、毎回「実験」と称し特定のテーマに沿ったへっぽこな物語が製作された(アニメや文化現象の広い流れの中で見ると、ポストモダン的作品として位置づけられる)。毎回冒頭で原作者名義で「実験」を許可する旨の宣誓が行われる。アニメ版は極端なパロディーに特化した内容で、さらに作者の六道神士や監督のワタナベシンイチ(作中ではナベシン)が事あるごとに作中に登場するなど破天荒なギャグアニメとなっている。DVD版では未放映の第26話として「やりすぎ」が追加されている。余談だが、第04話のサブタイトルとアニメ『ラブひな』の第14話のサブタイトルが同じである。
[ スタッフ ]
監督:ワタナベシンイチ
シリーズ構成:地獄組
脚本:倉田英之、黒田洋介
キャラクターデザイン:石野聡
美術監督:東潤一
撮影監督:中条豊光
色彩設定:丸山美江子
編集:西山茂(タバック)
音楽:増田俊郎 (作曲家)|増田俊郎
音楽制作:ビクターエンタテインメント
音楽ディレクター:野崎圭一
音響監督:田中英行
音響製作:オーディオ・タナカ
音響効果:庄司雅弘(フィズサウンドクリエイション|フィズサウンド)
録音:小原吉男
録音スタジオ:タバック
キャスティング協力:高橋正彦 (CPU)
協力:筆谷芳行(少年画報社)
番組担当:斉藤郁(テレビ東京)
番宣担当:伊藤淳也(テレビ東京)
制作担当:加藤淳
プロデューサー:北山茂(ビクターエンタテインメント)、阿部倫久 (J.C.STAFF) 、松倉友二 (J.C.STAFF)
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:ビクターエンタテインメント
[ 主題歌 ]
・ オープニング「愛(忠誠心)」
: 作詞:ワタナベシンイチ/作曲・編曲:増田俊郎/歌:エクセル♥ガールズ
・ エンディング「メンチ・哀愁のボレロ〜食すのね」
: 作詞:ワタナベシンイチ/作曲・編曲:増田俊郎/歌:エクセル♥ガールズ
[ 放送リスト ]
・ 第01話 10月07日 六道神士殺害計画
・ 第02話 10月14日 火星から来た女
・ 第03話 10月21日 地獄の毒々大脱走のいけにえ
・ 第04話 10月28日 ラブへな
・ 第05話 11月04日 おもしろい巨塔
・ 第06話 11月11日 寒が冬いぜ!! 〜遭難編〜
・ 第07話 11月18日 地下道のメロディ
・ 第08話 11月25日 視聴率強化週間
・ 第09話 12月02日 ボウリング娘。
・ 第10話 12月09日 メンチの大冒険
・ 第11話 12月16日 ひっこめ! 青春!
・ 第12話 12月23日 大市街partII
・ 第13話 01月06日 新春年忘れかくし芸大会
・ 第14話 01月13日 テコイレ
・ 第15話 01月20日 もっと! てこいれメモリアル
・ 第16話 01月27日 AIをとりもどせ!
・ 第17話 02月03日 アニメーションUSA
・ 第18話 02月10日 市立戦隊ダイテンジン
・ 第19話 02月17日 メンチの大冒険2〜80時間世界一周〜
・ 第20話 02月24日 よりぬきペドロさん
・ 第21話 03月02日 美濡歩(ビジュアル)K
・ 第22話 03月09日 侵略、おふくろ様
・ 第23話 03月16日 世紀末征服者伝説
・ 第24話 03月23日 きみのためなら死ねる
・ 最終話 03月30日 やりにげ
・ 第26話 VHS・DVD やりすぎ
関連作品
市立戦隊ダイテンジン:本作のたたき台となった成人向け作品。詳細はリンク先参照。
ぷにぷに☆ぽえみぃ:本作のアニメ第17話から突如企画化されたOVA作品。監督はワタナベシンイチ、脚本は黒田洋介。魔法少女ものであるが突拍子もないギャグ作品になっている。