『新世紀エヴァンゲリオン』(しんせいきエヴァンゲリオン、Neon Genesis EVANGELION)は、1995年10月4日から1996年3月27日まで26回にわたりテレビ東京系列で放映された連続アニメ作品。また続編あるいは完結編的な位置づけをされる劇場用アニメ。また、「少年エース」(角川書店)誌上で貞本義行による漫画もTVアニメ放映に先立って連載されている(2005年4月現在連載中)。
作品概要
2000年9月13日に発生したセカンドインパクトと呼ばれる大災害の後、2015年の地球では使徒と呼ばれる生命体の突然の襲撃によって危機に陥っていた。汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン (架空の兵器)|エヴァンゲリオンは使徒を殲滅するために開発され、その性能を発揮させるために多感な少年・少女を搭乗させることになった。セカンドインパクトの謎、使徒とは何か、エヴァンゲリオンはどのように開発されたのか、多くの謎に翻弄される少年と少女たちの物語。数々の伏線を散りばめたストーリーはサイエンス・フィクション|SFファンを中心に人気を集め、最終回に向けて視聴者の期待は盛り上がったが、25話(第弐拾伍話)と26話(最終話)の2話の製作が間に合わず、本編とは断絶した主人公の内面世界の物語として描かれた。このような物語の終わり方についてはファンの間で賛否両論の物議を醸したが、結果として本作はアニメファン以外にまで認知され、人気は拡大していったといえるだろう。後日この2話分については本来ぁ N9=A[$K4p$E$$$?$+$?$A$G1G2h2=$5$l$?$b$N$N!"$d$O$jIT2D2r$J=*$o$jJ}$G$"$C$?$?$a$K!"$^$?$b$d%$%s%?!<%M%C%H>e$G;?H]N>O@$NBg7cO@$r4,$-5/$3$7$?!#
2003年にリニューアルプロジェクトが行われ、デジタルリマスター版DVD-BOXの発売や、新作ゲームの発売等で人気が再燃している。一部のカルト的人気から社会現象にまでなったといわれる稀有なアニメである。
スタッフ
本曲とオープニングフィルムの制作指揮は大月俊倫
実際にCLAIREが歌ったのは第壱話〜四話と拾壱、拾八、拾九話。その他は林原めぐみ、高橋洋子、Aya、Akiの四人のボーカル、及びインストゥルメンタル、カラオケを含め、全14ヴァージョンが使用される。
用語
*A.T.FIELD(ABSOLUTE TERROR FIELD)
使徒やエヴァンゲリオンが展開する一種の防御壁で、非常に高い防御性を有する。現在人類の保有する兵器では、これを突破し、内部にダメージを与えることは極めて困難とされる。これを無力化するには同種のA.T.FIELDを持って中和するしかない。エヴァンゲリオンが使徒に対する戦力となりうるのはこの防御壁を展開できることが大きいといえる。
エヴァンゲリオンのコックピット(エントリープラグ)中に注水される溶液。肺の中に満たすことで直接酸素交換をすることが可能。生命のスープそのものであることが劇場版で明らかにされる。正式名称はLink Connected Liquidとフィルムブックで解説(絵コンテで庵野秀明が書いていたため、これをソースにしたものと思われる)があったためこれが広く信じられた。しかしその監修には立ち会わなかったGAINAXにより、後に劇場版パンフレットで公式に否定されており、正式名称の公式設定は存在しないようである。L.C.Lプラントとされた区画に秘匿されたリリスの身体から流れる体液がL.C.Lとなっているところから、LilithのLという説もある。
エヴァンゲリオンのサポートコンピューターや第三新東京市の市政にも利用されているNERV本部のスーパーコンピュータシステム。メルキオール・バルタザール・カスパーという3つの独立したシステムによる合議制をとる。赤木ナオコ博士によって開発された人格移植OSの第一号でもあり、それぞれに自身の科学者・母親・女としての思考パターンが移植されている。少なくとも、松代(日本)・マサチューセッツ(米国)・北京(中国)・ベルリン(ドイツ)・ハンブルク(ドイツ)にも同様のコンピュータシステムがある。名称の由来はイエス・キリスト誕生の際現れたマギ|東方3賢者)から。
国連軍・戦略自衛隊が保有する武器のなかで、最大級の破壊力を持つ兵器のこと。N2地雷、N2爆雷、N2航空爆雷などがある。N2とはNo Nuclearの頭文字をとったものとされるが、半減期の著しく短い放射性物質で構成された核兵器という説もある。
スーパーソレノイド機関の略称。葛城博士がその理論を提唱し、第一使徒アダムの発見によりその実在が始めて確認された。使徒が体内に持つ永久機関で、紅い光球状をしている。EVA四号機に装備し起動実験を行ったが、実験中に事故が起こりNERV第二支部ごと消失した。第十四使徒・ゼルエルを補食したEVA初号機はゼルエルのS2機関を取り込み、活動限界がなくなった。EVA量産型もこれを搭載している。由来はウルトラマンのカラータイマーである。
第一使徒。第三から第十七使徒までを生み出した。アダムから生まれた使徒がそのもとに還ると人類は滅びるとされたために、ゼーレが卵にまで還元しようとし、結果セカンドインパクトが発生する。後に、胎児状にまで復元され硬化ベークライトによって固められたサンプルが加持リョウジによって、碇ゲンドウに横流しされた。由来は創世記のアダムとイヴ|アダムから。
エヴァンゲリオンの主要供給電力源のケーブルのこと。臍の緒(へそのお)の意。
エヴァンゲリオンの操縦者が乗るカプセル状のコックピット。
パイロットなしでエヴァンゲリオンを起動させることができ、形状はエントリープラグと酷似(こくじ)している。最初に製作されたダミープラグは綾波レイのデータをベーシックにしていた。EVA量産型で使われていたダミープラグは渚カヲルのデータをベーシックにしたものである。
特務機関NERVの前身。特務機関として軍事的な色彩の濃いNERVとは異って、あくまで調査組織。ドイツ語で脳の意。
2000年に起こった未曾有の大災害「セカンドインパクト」の後、国際復興協調路線を掲げた国連の下に組織された軍隊。各国の軍隊を事実上吸収しその指揮下に置く。その為セカンドインパクト以前の国連軍とは比較にならない程に権限と兵力は絶大である。NERVとは仲違いしながらも共同して使徒殲滅作戦にあたる。
第3新東京市の地下、長さ6km、高さ0.9kmの空間に設けられた都市。中央にNERV本部があり、その上部は22層に上る特殊装甲で防護されている。その正体はジャイアント(ファースト)インパクトを起こしたと言われる巨大な隕石(?)=「黒き月」であり、サードインパクト時に生命の源であるリリスの卵であることが判明する。因みに「黒き月」の直径は13.75km。
人類補完計画に関するすべての意思決定機関。ゼ―レのメンバーによって構成されている。メンバーは米・英・独・仏・露の代表者5名。議長はキール・ローレンツ。
本作品における最大の謎として提示される。エヴァシリーズに搭載されたS2機関同士を共鳴させることでサードインパクトを発生させると共に、アンチA.T.FIELDを物質化することで個体生命が各々持つA.T.FIELDを消滅させ、人類を生命の源たるL.C.Lの海へと還元し、不完全な群体生物から完全な単体生物へと人工進化させる計画。ただ、これはゼーレの思い描いていた人類補完計画であり、碇ゲンドウ・冬月コウゾウらのものとは異なると推測される。
国連を隠れ蓑に世界を裏から操っている秘密組織。あらゆる出来事がすべて書かれているとされる「裏死海文書」を所持し、それに基づき行動している。最高幹部は13人で、その筆頭は人類補完委員会議長でもあるキール・ローレンツ。ドイツ語で魂の意。
2000年9月13日に起きた世界規模の大災害。一般には大質量隕石が南極大陸のマーカム山に衝突したことによると説明されている。40億年前に起きたとされる小惑星の衝突(ジャイアントインパクト)以来の大衝突ということで、セカンドインパクトと称された。地軸が移動するほどの大爆発により南極大陸は消滅し、津波と海面水位の上昇により多くの都市が水没した。また、印パ国境の難民同士の衝突を契機に地域紛争が世界各地で発生し、旧東京にも新型爆弾(N2爆弾という説もある)が投下されるなど、戦争による被害も大きかった。NERV職員など情報筋には、調査中であった第一使徒アダムが謎の大爆発を起こしたと説明されているがそれすらも欺瞞であった。実際は人類の滅亡を防ぐため、他の使徒が目覚める前にアダムを卵にまで還元しようとした際に生じた副次的なエネルギーによるものであった。緊急避難的だったとはいえ、ゼーレによる仕組まれた人災と評価することもできよう。
セカンドインパクト後の2003年に起こった南沙諸島を巡る中国とベトナムの紛争を期に創設された日本国国防省直轄の軍事組織。B・C兵器やN2兵器をも保有している。バレンタイン平和維持体制の下で、陸海空の3自衛隊を国連軍に編入された日本にとっては、唯一の独立した指揮系統の部隊である。因みに英名表記は、Japan Strategy Self Defence Forces、略してJ.S.S.D.F.である。
ジオフロントの中心部に位置する。ターミナルドグマや水槽、ダミープラグ開発所、エヴァ素体廃棄所、射撃訓練所、MAGI(マギ)、地底湖につながっている。由来はセントラルドグマから。
第一使徒・アダムが幽閉されている、とされるジオフロントの最深部。使徒に侵入された場合に備え、自爆装置が設置されている。もっとも実際に磔にされているのはアダムではなく第二使徒(?)・リリスである。その胸には回収されたロンギヌスの槍が刺さっていたが、第十五使徒戦で抜かれ、使用された。
「第二次遷都計画に基づき、将来の首都として建設されている都市」というのは表向きのことで、NERV本部を狙って襲来する使徒の迎撃のための要塞都市。偽装されたミサイルサイロやエヴァンゲリオンの武器や電源コードを収納した兵装ビルなどがエヴァンゲリオンの戦闘をサポートする。地下にはジオフロントが広がっており、一般のビルを収容することが可能。
壊滅した旧東京に替わり、長野県松本市に遷都された新たな首都。
エヴァンゲリオンのパイロットとなる子供たちのこと。母親のいない14歳の子供というのが一応の基準。
2010年に設立された、使徒殲滅を主要任務とする国際連合直属の超法規的組織。国連から絶大な権限を委譲されており、使徒殲滅作戦時には国連・日本政府から作戦指揮の全てを委任されている。汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン (架空の兵器)|エヴァンゲリオンを複数保有する。本部は日本国神奈川県箱根第三新東京市|第3新東京市、総司令官は日本人の碇ゲンドウ。米国・ドイツなど世界各国に支部が存在する。また人類補完計画の遂行機関としての使命も持っている。ドイツ語で神経の意。
エヴァンゲリオンのパイロットが着用する戦闘用スーツ。基本的にはパイロットのサポート(神経接続、生命維持)をするのが目的だが、着用していないからといってEVAを操縦できないわけではない。パイロットは一端全裸になってから着用する。
「エヴァンゲリオンのパイロットとなる子供を選出するための、人類補完委員会直属の諮問機関」とされているが、その実体はNERVそのものである。
死海で発見された巨大な槍。南極に運ばれ、アダムと共にセカンドインパクトのトリガーとなった。碇ゲンドウ・冬月コウゾウ両名がわざわざ南極まで出向き回収した後は、ターミナルドグマに磔にされたリリスに刺されていた。エヴァシリーズはそのコピーを装備している。由来は十字架に磔にされたイエス・キリストの脇腹を刺した聖槍|ロンギヌスの槍から。
受賞歴
作品リスト
[TVシリーズ]
各話のサブタイトルは、黒地に白の極太明朝体で表記される(一部に例外あり)シンプルなものであるが、画面内で文字列を直角に折り曲げる表示スタイルは映画監督の市川崑へのオマージュである(TV放映時にはふりがなも振られたが、ビデオ化時には削除されている)。また、サブタイトル自体にも、過去の名作SFへのオマージュが散見される。Bパート開始のアイキャッチでは、英文のサブタイトルが表示される(下記括弧内に表記)。英語タイトルは、必ずしも日本語タイトルの直訳ではなく、ストーリーを理解する上でも興味深いものがある。第弐拾壱話から第弐拾四話までについては、ビデオ(レーザーディスク)版では大幅な増補、修正が行なわれている。(TV版の第弐拾壱話〜第弐拾四話は、VTR(LD)全巻購入者特典として配布)日付は、キー局における初回放送日。*第壱話 使徒、襲来(ANGEL ATTACK)・・・1995年10月4日
セーレン・キェルケゴール?死に至る病?から
R・D・レイン"DO YOU LOVE ME?"邦題?好き?好き?大好き??から
ハーラン・エリスン?世界の中心で愛を叫んだけもの?から
[劇場用映画]
TVシリーズ(第壱話〜第弐拾四話)の再構成である『DEATH』と完全新作の『REBIRTH』の2部構成で公開された。『REBIRTH』では、結末が描かれるはずであったが、制作が間に合わず、途中までの公開となった。『DEATH』は、後に修正版『DEATH(TRUE)』と再修正版『DEATH(TRUE)2』が公開されている。*新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごごろを、君に
『シト新生』で未公開となった『REBIRTH』の後半部分を補い、TVシリーズとは別の、もう一つの第25話、第26話(TVシリーズとは区別するためにアラビア数字表記にされた)として公開したもの。『REBIRTH』で公開されていた部分についても、修正(アフレコの録りなおし)が加えられている。
*第25話 Air(Love is destructive.)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハG線上のアリアから
*第26話 まごころを、君に(I need you.)
ダニエル・キイス?アルジャーノンに花束を?が映画化された時の邦題?まごころを君に?から
[劇中使用曲]
OP、ED、およびサウンドトラックとして作曲されたものは除く
BWV1007?無伴奏チェロ組曲?
BWV1006?無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ?からロンド
?G線上のアリア?
BWV147?主よ、人の望みの喜びよ?(?心と口と行いと生活で?)
[漫画]
少年エース(角川書店)で現在不定期連載中(連載開始:1995年2月号)。単行本既刊9巻。
基本線はアニメを踏襲しつつも、ストーリー進行やキャラクターの性格に独自の解釈がなされている。結末はテレビ版とも劇場版とも異なる物になることを示唆する貞本の発言がある。
特に放映終了後エヴァを見始めた者には、この漫画がアニメの原作と誤認されることが多いようである。原作を持たない完全オリジナルのテレビアニメはあまり多くない故、致し方無い面はある。*『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』 林ふみの著
月刊ASUKA(角川書店)で現在連載中(連載開始:2003年10月号)。単行本既刊4巻。
テレビ版最終話でシンジが見た別の可能性、アスカが幼馴染、レイは明るい転校生という所謂「学園エヴァ」を舞台にした同名ゲームを大幅に再構成して少女漫画化。第一部は2005年2月号で完結。
ゲームから離れた完全オリジナルの第二部ではゲンドウとユイの中学生時代が描かれた(2005年6月号で完結)。
以降は各キャラクター毎に焦点を当てたオムニバス方式の外伝となる。第一弾として2005年8月号には葛城ミサトと加持リョウジの話が掲載される。
2005年4月26日発売の少年エース(角川書店)には、カヲルとシンジの番外編が掲載された。*『新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画』 高橋脩著
少年エース(角川書店)で現在連載中(連載開始:2005年6月号)。
同名ゲーム内のストーリーラインの一つである「キャンパス編」の漫画化。こちらも舞台は「学園エヴァ」ではあるが、ゲンドウが恐妻家で親馬鹿、レイがおしとやか、などの点が鋼鉄2ndとの違いである。
[ゲーム]
[パチンコ機]
その他
2004年5月9日にテレビで放送されたNHKのトップランナーという番組で、監督である庵野秀明氏は、トークの中でエヴァンゲリオンについて語った。その言葉は主にこのサイトに記されてある。この言葉の中にはエヴァンゲリオンの謎についての事も含まれているので、興味がある人は見てみる事をお勧めする。
関連項目
(ネタばれあり)
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外部リンク


